2008年01月25日

乳首

乳首に異様に固執してしまうのはなぜでしょう?
赤ん坊の時の命をつなぐ手綱であったり
生まれてきた母の象徴的なイメージだったり
高尚な理由はつけようと思えばつけられますが、
よくよく考えるに、
大人になっても固執してしまう一番の理由は
その隠匿性にあるのではないでしょう。

人は隠されたもの、そしてその隠す行為自体に
もったいつけたり、ありがたがらせるような意味合いがあると
俄然、そのものに対する執着が生まれるのです。

その民族の習慣的に、長い歴史の中で生まれた
隠匿性による独特の価値観こそが
執着心を生むのです。

西洋では古くから胸の谷間を見せるような衣服が
一般化していたため、谷間自体に西洋人が
大騒ぎするようなことはあまりありません。

日本では、着物の襟足など、ごく一部の露出が普通でしたから
西洋化の影響後は、日々大騒ぎです。

逆に、アフリカや南米の奥地などに住む民族の方々で、
気候的にもあまり衣服をまとう習慣のないところでは
ほんのわずかな布で身体を隠すのみですが、
騒ぎは起こりません。

全て脳の中にある問題です。
概念と現実のギャップが生み出す固執。

昨今もてはやされている、「絶対領域」なるもの。
もともとミニスカートや、水着姿などの時には
当たり前のようにあらわになっている部分を
切り取り隔離することによって、ありがたがっているわけです。
もはや露出過多となった現代に
アンチテーゼように意図的に作られた
執着スペースであります。

乳首などを出すのは当たり前な世の中で
たとえば、鼻は絶対に露出不可な場所という概念があった場合
その鼻を覆う事に関しての、様々なファッションが生まれ
風俗文化としても、
巨鼻、貧鼻、美鼻などといわれ、
モザイク処理の鼻!横鼻!下鼻!鼻解禁!
などということになるのでしょう・・・

パラレルワールドを旅することが出来たら
そんな世界も、ちょっとのぞいてみたい気もいたします。


<支配人>

posted by TANT at 12:16| 楽屋裏の囁き