2008年03月19日

自分

SNOOPYで有名なピーナッツの中に
ルーシーというおせっかいの女の子が、
お人好しの男の子、チャーリー・ブラウンに
スライドを見せるという話があります。

そのスライドは、チャーリー・ブラウンの
日常を隠し撮りしていて、
本人の気付かない癖や無意識の行動を
つぶさにとらえたものでした。

ルーシーとしては、
チャーリー・ブラウンの短所を
わかりやすく見せることによって、
本人の向上を図ろうとするのですが、
チャーリー・ブラウンは
自分の無意識の姿をみて悲鳴を上げて
逃げ出してしまいます。

実際のコミックにスライドの内容は描かれていませんが、
チャーリー・ブラウンのリアクションをみていると
本人にとってどれだけおぞましいスライドの数々だったのかが
伺えます。

写真などにピースサインの笑顔で写る場合、
「自分で作っている自分」を撮らせているので、
普段、人から観察されている本当の姿ではありません。
まぁ、本人の意思で行っているポーズである以上
それもある意味、本当の自分なのかもしれませんが。
人から見たその人らしいものではないようです。

「ギャー!!なにこれっ!!消してっ!!消してっ!!」
最近のデジカメなどで、撮られた自分が気に入らない場合に
よく聞く絶叫です。
傍の人間からすると、「普通なんですけど〜」とか
「いい表情で撮れてるね」なんて場合に限って、
得てして上記のような状況になるわけです。

まさに、スライドを見せられたチャーリーの絶叫です。

「ちゃんと自分と向き合わなくちゃ!」
などと言いますが、写真一つでこの大騒ぎをしているうちは
更なる向上はまだ先の話のようです。

時には、自分のアルバムを押入れから引っ張り出して
見てみるのはどうでしょう?

そこに写っているのは本当の自分だったでしょうか・・・


<支配人>

posted by TANT at 10:15| 楽屋裏の囁き