衣裳部屋なるものが
当劇場にもございます。
この楽屋のおくに、
大きな全身うつし鏡があるのですが、
その中でございます。
この衣裳部屋に入るとき
その日の作品、キャラクターの
イメージを描きながら入ると
出てきたときは、
そのイメージの衣装に
着替えた状態で出てくるようになっています。
そこで、もう一度ふり返り
細かいところのチャックをします。
髪飾りがほしいとか
ここのそではもう少し長くて
フリルも少し付けたいと思えば、
そう思いながらもう一度
鏡の中に入るのです。
オートマティックな衣装がえで
たいへん便利なようですが、
演者のイメージしだいなので、
ちょっとやっかいなこともあります。
つまり、イメージがしっかり出来ている
場合はいいのですが、
あいまいのままだと、
なかなかしっくりした
衣装がきまりません。
例をもうせば、
典型的なのがMr.ダイアモンドです。
彼は、まぁ、ちょっと、
優柔不断とまでは行かないのですが
迷いがちなお方で
そりゃもう、出番まえになんども
鏡の出入りをしております。
ある意味コダワリが強いのでしょうが・・
困るのは、あまりに悩みすぎて
パニックになることがあるのです。
出番の時間にまにあわず、
混乱した彼が
上半身が宇宙人
下半身がバニーガールの
衣装で舞台に飛び出したこともありました。
なんにしても
事前のチャックが大切なようでございます。
<支配人>
